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災害訓練

院外活動:阿南歯科医師会講演

1月28日に、阿南歯科医師会にて、NPO法人航空医療研究所より北野病院救急部長 木内先生が、DMATや地震の一般的なお話、東南海地震が起きた際の阿南市の状況、木村様より阪神大震災に遭遇した体験談、吉川様より立体駐車場を利用した避難所や災害に対してのアイデアについて講演があり、当院院長 林 秀樹もヘリ搬送について講演いたしました。

テーマ

大災害時のヘリ搬送について

内容

ホウエツ病院には敷地内にヘリポートがあり、夜間照明も完備、ヘリポートの周囲には普段駐車場として100台以上利用出来る整地されたスペースがあります。そして当院のある脇町は震災が発生したときに津波の影響を受けにくいため、阿南市、小松島市、徳島市の医療機関が津波や地震の揺れで屋上ヘリポートが使用出来なくても、当院のヘリポートが使用出来、搬送受け入れ体制が出来ると可能性が高いと思われます。

現在日本では、各県がそれぞれヘリによる救急医療体制を整いつつあります。しかし近隣の県同士でヘリや医療機関、現場が一括して常時連絡出来る体制は稼働していません。それどころか、ヘリポートを備えた医療機関が何処にあるのかさえ 未だ整理されていません。大災害時には、もっと広範囲の地域と限られた条件の中での連携が必要とされます。ヘリが全国へ導入が整いつつある今こそ、情報網の整備が必要と思われます。

大災害時の訓練は、徳島県は勿論全国的にも各省庁が中心となりこれまでも行なわれています。ただ発災直後の医療搬送に主眼を置いた広域の訓練は未だあまり見かけません。多数の県をまたぐ想定でたくさんの部署のご協力をお願いしています。これを機会に全国各地で同様の取組みが進み、何処で災害が起きても多数のヘリが円滑に搬送出来、連絡網も全国へネットワーク化される事を期待致します。

 

 

講演動画

講演の内容を動画でご覧いただけます。
(17分・約65Mバイト)
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