1月10日、11日に京都で開催された日本病態栄養学会にNSTで、当院の山下由香利と岩脇美和が発表しました。
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(内容)C型慢性肝炎患者様の食欲不振の改善を行うため実施した当院独自の取り組みを報告した。食欲不振患者は栄養状態改善を優先し、食べたい物を適宜食べてもらい、それを踏まえた食事設定をすることが必要と思われる。今回毎日患者様、家族のもとへ足を運びコミュニケーションをとったことで、患者様、家族の信頼も得られ、実際の状態が把握でき栄養状態改善に繋がったと考えられる。食欲不振患者において摂取量アップに繋がるきっかけを見出すため、毎日の回診を行うことが必要である。今後、患者様のあらゆる状況や環境を把握する有効な手段として、より患者様の栄養状態の改善に役立てて行きたい。
(発表者)山下 由香利
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(内容)今回は保存期糖尿病腎症患者へ、変化ステージ別栄養指導を試みたことにより行動変容が得られ、透析導入遷遅が可能となった一症例を報告した。
入院患者様であったため、毎日の回診が可能であり、信頼関係がより早く構築できたと思われる。また、段階的に指導を進めていったことにより、糖尿病食から腎臓病食への切り替えもスムーズに行えた。管理栄養士5人という体制の中、症例検討会を重ね指導内容を見直していったことにより、結果栄養指導の意識の統一にも結びついた。徳島という地域柄、糖尿病患者が多く、今後糖尿病腎症の患者が増えていくと予想される。またその中でも当院は山間部に位置しているため、高齢者・独居生活者も多い。今後は地域に密着した病院として、在宅訪問指導や管理栄養士間の連携にも力を入れていきたい。
(発表者) 岩脇 美和
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