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災害訓練

災害訓練:平成30年度全日本病院協会救急災害訓練報告

2019年1月19日、20日の二日間にわたって、ホウエツ病院などを会場に、平成30年度全日本病院協会救急災害訓練が行われました。

訓練概要

日時:
2019年1月19日(土) 第1部 13時30分〜17時30分、第2部 17時30分〜22時00分
2019年1月20日(日)8時30分〜12時30分

主催 :全日本病院協会、全日本病院協会徳島県支部、ホウエツ病院

共催:徳島県・徳島県医師会・美馬市

協力機関(順不同):徳島県、美馬市、徳島県西部総合県民局、関西広域連合、美馬保健所徳島県警察本部、美馬警察署、美馬市消防本部、DMAT、陸上自衛隊第14旅団、徳島県消防防災航空隊、海上自衛隊、徳島県医師会、認定特定非営利活動法人アムダ、地域連携の会〜絆〜、AMAT

訓練参加者:約240名

訓練会場

【会場全体】

【ホウエツ病院】

 

想定

平成31年1月18日(金)午前5時30分、和歌山県南方の南海トラフ付近にて、マグニチュード9.0の地震が発生し、県内が震度7を観測した。ホウエツ病院は地震発災後32時間、院内災対本部を設置し訓練を行いました。

また今回の訓練では、『第2部 夜間院内訓練』として、夜間のライフライン状態をリアルに再現した訓練も実施しました。

訓練参加者

訓練の様子(1)ホウエツ病院 日中の訓練

【ホウエツ病院 災害対策本部】

【総合受付・トリアージエリア 院内訓練】

【緑エリア 院内訓練】

【黄エリア 院内訓練】

【赤エリア】

訓練の様子(2)ホウエツ病院 第2部 夜間院内訓練

今回の訓練では第2部として17時30分〜22時の時間帯に、下記の夜間を想定した災害対策本部運営を実施しました。
(1)ライフラインをリアルに再現
(2)夜勤看護師への災害時対応の教育
(3)AMAT本部、徳島AMAT本部との通信訓練
(4)備蓄食品の炊き出し訓練

 

訓練の様子(3)その他の会場での訓練

【AMAT活動拠点本部】

■1月19日 たまき青空病院内に設置。余震発生(想定)
■20:00 ホウエツ病院へ、AMAT活動拠点移転
■1月20日 ホウエツ病院内で活動

【美馬市役所 美馬市災害対策本部】

■2019.1.19(土) 第1部 13時30分〜17時30分 の様子

■2019.1.20(日)8時30分〜12時30分の様子

【美馬市役所 美馬市災害対策本部】

【その他 訓練会場】

■西部総合県民局

徳島県災害対策本部設置、徳島県災害対策西部支部設置、現地医療対策支部の立ち上げ、西部T医療圏医療調整会議の実施 等

■健祥会〜家康〜

災対本部設置、福祉避難所の立ち上げ

■たまき青空病院

災対本部災害対策本設、AMAT活動拠点本部設置
AMAT、DMATの支援を受け、傷病者を院外へ搬送

【訓練会場CSRM 2019.1.20(日) 8時30分〜12時30分】

CSRMより患者救出され、ホウエツ病院へ搬送された時の様子

【ヘリ運用航空調整 2019.1.20(日) 8時30分〜12時30分 】

ドクターヘリ
傷病者の域内搬送
消防防災へり・うずしお
傷病者の搬送
海上自衛隊ヘリ・SH-60J
AMAT隊空輸訓練
徳島県警ヘリ・しらさぎ
上空を巡回

【反省会】

■1月19日

■1月20日

最後に

今回の全日本病院協会救急災害訓練は、南海トラフ地震が起きて数時間後を想定した内容とし、徳島県として津波の来ない県西部の特性を活かし、規模は小さくても二次病院として具体的にどの様な活動を行うべきかを考慮しました。普段から救急や地域連携に関係している機関の方々に参加していただき、大変有意義な訓練を開催することができました。

また今回の訓練では夜間訓練を行い電気などライフラインが十分に機能していない状態を体験でき、参加したスタッフ一同貴重な経験を得ることができました。訓練の重要性と日々の備えをを再認識する機会となりました。

二日間にわたる長時間の訓練に参加していただいた皆様、本当にありがとうございました。この訓練を通じ得た教訓を今後の活動に活かしていきたいと思います。